このページでは、Cloudflare One Appliance の設定手順を説明します。初回セットアップのステップバイステップガイドです。Cloudflare One Appliance のセットアップ後にここへ戻るか、設定の更新手順がある メンテナンス セクションを参照してください。
Cloudflare One Appliance を購入して使う前に、Cloudflare WAN ↗ の購入が必要です。Cloudflare One Appliance は、ネットワークのプライマリエッジデバイスとして使うことも、既存のネットワーク機器とインラインでデプロイすることもできます。
Cloudflare ダッシュボードで設定を始める前に、Cloudflare One Appliance も購入する必要があります。購入オプションの詳細は、アカウント担当者に問い合わせてください。
Cloudflare One Appliance を設置するときは、いくつか決めておくことがあります。次のトピックを確認してください。
各拠点には、冗長化のため Cloudflare One Appliance を最大 2 台まで設置できます。一方のデバイスに障害が起きると、もう一方へフェイルオーバーし、その拠点への接続が切れません。
この種の高可用性(HA)構成では、ピア Connector の健全性を監視する HA リンクとして、信頼性の高い LAN インターフェイスを選びます。HA リンクは専用リンクでも、ほかの LAN トラフィックと共用しても構いません。
拠点の構成は最初から決めてください。冗長なし、または冗長ありです。ダッシュボード設定を終えたあとで冗長を追加することはできません。あとから冗長を有効にする場合は、Cloudflare ダッシュボードで Cloudflare One Appliance デバイスを削除し、最初からやり直す必要があります。
高可用性構成は必要ですか?
-
拠点に高可用性構成が必要な場合は、高可用性構成について を参照し、このモードでの Cloudflare One Appliance の設定方法を確認してください。
-
拠点に高可用性構成が不要な場合は、DHCP と静的 IP のどちらで接続するか を確認してから、Cloudflare ダッシュボードを設定する へ進みます。
Cloudflare One Appliance は、DHCP ネットワークでも、静的 IP が必要なネットワークでも使えます。ただし初回起動時は、Cloudflare に到達して設定をダウンロードし、アクティベーションを完了する必要があります。Cloudflare One Appliance に接続したネットワークのいずれかが DHCP 対応で、VLAN を使わず、インターネット接続がある場合、この処理は自動で進みます。一方、すべてのネットワークが追加情報を必要とする場合(静的 IP のネットワークや、タグ付き VLAN ネットワークなど)、Cloudflare One Appliance には先に進むための情報が必要になることがあります。
この情報を渡す方法はいくつかあります。ワークフローに合うものを選んでください。
- Cloudflare One Appliance を、インターネットにアクセスできる DHCP ポートに接続します。
- セットアップフロー に従い、Cloudflare One Appliance をアクティベートします。
- 静的 IP アドレスの WAN を参照してください。
Bootstrap のワークフロー を参照してください。
ハードウェア版の Cloudflare One Appliance には、10G スループットに対応する SFP+ ポート ↗ が 2 つと、1G スループットに対応する RJ45 ポートが 6 つあります。
詳細は SFP+ ポートの情報 を参照してください。
ハードウェア版の Cloudflare One Appliance(旧称 Magic WAN Connector)を設定して使うには、まずアカウントに登録します。Virtual Cloudflare One Appliance には当てはまりません。
- Cloudflare One ↗ にログインし、Networks を開きます。
- Connectors > Appliances を開き、Register an appliance を選択します。
- Appliance details > Serial number に、デバイスのシリアル番号を入力します。ダッシュボードに追加する Cloudflare One Appliance についてのメモを、任意で追加できます。
- (任意)一度に複数の Cloudflare One Appliance をアカウントへ追加するには、Serial number の下で Add を選択します。
- Register appliance を選択します。
デバイスがアカウントに登録されます。
インターネットに接続する前に、Appliance のプロファイルを作成する必要があります。
プロファイルを作成する手順は次のとおりです。
- Cloudflare One ↗ にログインし、Networks を開きます。
- Connectors > Appliances > Create a profile を開きます。
- Name に、Cloudflare One Appliance のわかりやすい名前を入力します。任意で説明も追加できます。
- Cloudflare One Appliance の高可用性をオンにするかを決めます。詳細は 高可用性構成について を参照してください。
- Create and continue を選択します。
- Add Appliance を選択します。アカウントに関連付けられたデバイスの一覧が表示されます。ここに表示するには、すでに Connector を購入している必要があります。一覧に Connector が出ない場合は 前提条件 を参照してください。
- Cloudflare One Appliance が複数ある場合は、作成中のオンランプに対応するものを選びます。Cloudflare One Appliance はシリアル番号(サービスタグとも呼ばれます)で識別します。この情報で正しいデバイスを選んでください。
準備ができたら Add Appliance を選択します。 - Cloudflare One Appliance は、Interrupt window が定義された状態でアカウントに追加されます。Interrupt window は、Cloudflare One Appliance のソフトウェアが更新できる時間帯で、既存の接続が中断されることがあります。あとから変更できます。システム更新の時間帯の決め方は Interrupt window を参照してください。
- Continue を選択し、WAN と LAN のネットワーク作成へ進みます。
アカウントに anycast IP が複数設定されている場合(Cloudflare WAN(旧称 Magic WAN)のオンボーディング時に設定)、Cloudflare One Appliance は WAN ポートごとに最大 2 本のトンネルを自動作成します。信頼性とパフォーマンスが向上し、追加の設定は不要です。
- WAN configuration で Create を選択します。広域ネットワーク(WAN) ↗ を 1 つ以上作成できます。WAN を複数設定すると、IPsec トンネルが複数(WAN ポートごとに 1 本)作成されます。同じ優先度の WAN 間で、Cloudflare One Appliance がトラフィックを負荷分散できます。また、健全性 に応じて回線間をフェイルオーバーできます。詳細は WAN 設定 を参照してください。
- Interface name に、WAN のわかりやすい名前を入力します。
- Interface number は、WAN に使う物理 Connector の Ethernet ポートです。ポートのラベルは
GE1、GE2、GE3、GE4、GE5、GE6です。Connector で使っているポートに対応する番号を選びます。
1 Gbps を超えるスループットが必要な場合は、SFP+ ポートの 1 つを使えます。対応ハードウェアの詳細は SFP+ ポートの情報 を参照してください。 - VLAN ID に、
0から4094の数値を入力して VLAN ID を指定します。 - Priority で WAN の優先度を選びます。数値が小さいほど優先度が高くなります。Cloudflare が優先度を計算する方法は トラフィックステアリング を参照してください。
- Health check rate で、サイトのヘルスチェック頻度を設定します。選択肢は
low、mid、highです。詳細は トンネルヘルスチェックの頻度を更新する を参照してください。 - Addressing: DHCP を選択します。初回セットアップでは、設定をマシンへダウンロードしてアクティベートするために必要です。ネットワーク環境で静的 IP アドレスが必要な場合:
- セットアップフローを続け、Cloudflare One Appliance をアクティベートします。
- 静的 IP アドレスの WAN を参照してください。静的 IP を選ぶ場合は、静的 IP とゲートウェイアドレスも指定する必要があります。
- 完了したら Save を選択します。
API で POST リクエストを送り、WAN を作成します。
static_addressing オブジェクトは任意です。DHCP を使う場合は省略します。静的アドレスを使う場合、サイトが高可用性(HA)モードなら secondary_address パラメーターも追加します。
例:
curl https://api.cloudflare.com/client/v4/accounts/{account_id}/magic/sites/{site_id}/wans \
--header "X-Auth-Email: <EMAIL>" \
--header "X-Auth-Key: <API_KEY>" \
--header "Content-Type: application/json" \
--data '{
"name": "<YOUR_WAN_NAME>",
"physport": 1,
"priority": 0,
"vlan_tag": 0
}'- LAN configuration で Create を選択します。
- Interface name に、LAN のわかりやすい名前を入力します。
- Interface number は、LAN に使う物理 Connector の Ethernet ポートです。ポートのラベルは
GE1、GE2、GE3、GE4、GE5、GE6です。Connector で使っているポートに対応する番号を選びます。
1 Gbps を超えるスループットが必要な場合は、SFP+ ポートの 1 つを使えます。対応ハードウェアの詳細は SFP+ ポートの情報 を参照してください。 - VLAN ID に VLAN ID を指定し、仮想 LAN を作成します。
- Static addressing > Static address で、Cloudflare One Appliance の LAN インターフェイスに IP アドレスを付けます。用途に合う場合は、次のオプションも有効にできます。
- (任意)Directly attached subnet > Static NAT prefix に CIDR プレフィックスを入力し、NAT(ネットワークアドレス変換)を有効にします。ここに入力するプレフィックスは、Static addressing に入力したプレフィックスと同じサイズにしてください。例: 両方のネットワークのサブネットマスクが
/24で、192.168.100.0/24と10.10.100.0/24。 - (任意)LAN にレイヤー 3 ルーターの背後に追加のサブネットがある場合は、Routed subnets の下で Add routed subnet を選択して追加します。
- Prefix: L3 ルーターの背後にあるサブネットの CIDR プレフィックス。
- Next hop: このサブネット向けのパケットを Cloudflare One Appliance が転送する先の L3 ルーターのアドレス。
- Static NAT prefix: 任意設定。ルーテッドサブネットで NAT を有効にする場合、NAT のオーバーレイ側で使う「外部」プレフィックスを指定します。Prefix と同じサイズである必要があります。
詳細は ルーテッドサブネット を参照してください。
- Save を選択します。
- Done を選択して設定を終えます。Cloudflare One Appliance が起動すると、トンネルと 静的ルート が自動で作成されます。
API で POST リクエストを送り、LAN を作成します。
例:
curl https://api.cloudflare.com/client/v4/accounts/{account_id}/magic/sites/{site_id}/lans \
--header "X-Auth-Email: <EMAIL>" \
--header "X-Auth-Key: <API_KEY>" \
--header "Content-Type: application/json" \
--data '{
"name": "<YOUR_LAN_NAME>",
"physport": 2,
"static_addressing": {
"address": "172.16.14.0/24"
},
"vlan_tag": 0
}'LAN を設定したあと、トラフィックを拠点外に出さずに LAN 同士が通信できるように Cloudflare One Appliance を設定できます。詳細は ネットワークセグメンテーション を参照してください。
Cloudflare One Appliance は、複数の種類の DHCP 構成に対応します。Cloudflare One Appliance は次を行えます。
- DHCP サーバーに接続する、または DHCP サーバーに接続せず静的 IP アドレスを使う。
- DHCP サーバー として動作する。
- DHCP リレー を使い、Cloudflare One Appliance がある拠点の外にある DHCP サーバーへ接続する。
- ネットワーク上の特定デバイス向けに IP アドレスを予約 する。
Cloudflare One Appliance の設定が終わったら、サイトに追加する必要があります。サイトはデータセンター、オフィス、その他の物理拠点のローカルネットワークを表し、そこにあるオンランプをまとめます。サイトでは、オンランプの状態を一覧で確認し、サイトのオンランプに問題があるときに Cloudflare が通知するヘルスアラートも設定できます。
詳細は サイトを設定する を参照してください。
Cloudflare One Appliance にはいくつかのデプロイ方法があります。ローカルネットワークの DHCP サーバーとして動作させることも、既存の構成に組み込んで静的 IP アドレスを割り当てることもできます。
Cloudflare One Appliance が拠点の WAN ルーターとして動作する場合、デプロイは次のようになります。
flowchart LR accTitle: WAN ルーターとしての Appliance accDescr: Cloudflare One Appliance を DHCP サーバーとして設置し、インターネットに接続します。 a(Cloudflare One Appliance)--> b(インターネット) --> c(Cloudflare) subgraph 顧客拠点 d[LAN 1] --> a e[LAN 2] --> a end classDef orange fill:#f48120,color: black class a,c orange
Cloudflare One Appliance を DHCP サーバーとして設置し、インターネットに接続します。
次の例では、Cloudflare One Appliance は拠点の WAN ルーターの背後にあり、既存の LAN の一部だけを Cloudflare へオンランプします。
flowchart LR accTitle: 拠点ルーターの背後にある Appliance accDescr: Cloudflare One Appliance は拠点のルーターに接続し、一部の LAN だけが Appliance に接続します。 a(Cloudflare One Appliance)--> b((拠点のルーター)) --> c(インターネット) --> i(Cloudflare) subgraph 顧客拠点 d[LAN 1] --> a e[LAN 2] --> a g(LAN 3) --> b h(LAN 4) --> b end classDef orange fill:#f48120,color: black class a,i orange
Cloudflare One Appliance は拠点のルーターに接続し、一部の LAN だけが Appliance に接続します。
多くの環境に適したデプロイ方法と、いくつかの高度なユースケースの概要は Cloudflare One Appliance のデプロイオプション を参照してください。
Cloudflare One Appliance の上流にファイアウォールがある場合は、次のトラフィックを許可するようファイアウォールを設定します。
| プロトコル / ポート | 宛先 IP / URL | 用途 |
|---|---|---|
UDP/53 |
DNS 宛先 IP 1.1.1.1 |
Cloudflare の DNS サーバーへの DNS トラフィックを許可するために必要です。Cloudflare はこのポートを、コントロールプレーン API の DNS ルックアップに使います。 |
TCP/443 |
- | Cloudflare One Appliance は、コントロールプレーン操作用にこのポートでアウトバウンド HTTPS 接続を開きます。 |
UDP/4500 |
宛先 IP 162.159.64.1 |
アウトバウンド接続による Cloudflare One Appliance の初期化と検出に必要です。 |
UDP/4500 |
宛先 IP - Cloudflare anycast IP | アカウントに割り当てられた Cloudflare anycast IP へのトンネルアウトバウンド接続に必要です。このトラフィックはトンネルトラフィックです。 |
TCP/7844、UDP/7844 |
アウトバウンド接続 | Cloudflare One Appliance のデバッグ機能に使います。 |
UDP/123 |
http://time.cloudflare.com/ |
Cloudflare One Appliance が定期的に Cloudflare の Time Services に問い合わせるために必要です。 |
Connector は無効化(deactivated)された状態で出荷され、アクティベートするまで Cloudflare ネットワークへ接続しません。ダッシュボードでの 設定 が終わるまで、無効のままにしておくことを Cloudflare は推奨します。
Cloudflare One Appliance を初めてアクティベートするときは、インターネット接続が必要です。DHCP でセットアップする場合は、DHCP 対応デバイス経由でインターネットに接続した Cloudflare One Appliance のポートが 1 つ必要です。設定 した構成をダウンロードし、Cloudflare のグローバルネットワークへ到達するためです。
Bootstrap 方式で静的 IP を設定した場合は、DHCP ポートは不要です。詳細は DHCP と静的 IP の接続 を参照してください。
Cloudflare One Appliance を Cloudflare ネットワークに接続する準備ができたら、次の手順です。
- Cloudflare One ↗ にログインし、Networks を開きます。
- Connectors > Appliances を開きます。
- アクティベートする Cloudflare One Appliance を探し、横の三点リーダー > Edit を選択します。シリアル番号を確認し、アクティベートする正しいデバイスを選んでください。
- 新しいウィンドウで、Status ドロップダウンは Deactivated と表示されます。選択して状態を Activated に変更します。
- Interrupt window は、Cloudflare One Appliance のソフトウェアが更新できる時間帯で、既存の接続が中断されることがあります。拠点への影響が少ない時間帯を選びます。システム更新の時間帯の決め方は Interrupt window を参照してください。
- Update を選択します。
デバイスをアクティベートしたあと、WAN インターフェイスを静的 IP アドレスにしたネットワーク構成で使えます。つまり、DHCP で自動設定されないインターネット構成です。静的 IP のネットワーク構成で Cloudflare One Appliance を使う手順は次のとおりです。
- Cloudflare One Appliance を、インターネットにアクセスできる DHCP ポートに接続します。
- ダッシュボードで 新しいプロファイルを作成 します。
- DHCP WAN を作成します。
- Cloudflare One Appliance を アクティベート して電源を入れます。
- 60 秒待ちます。
- ダッシュボードの WAN 設定 を、静的 IP 構成に変更します。
- 再度 60 秒待ちます。
- Cloudflare One Appliance はオフラインになります。これは想定どおりの動作です。
- 静的構成に合わせて、必要な物理接続を調整します。
- Cloudflare One Appliance がオンラインに戻ります。
上級ユーザーは、Cloudflare One Appliance をローカルで設定し、静的 IP 構成で動作させられます。このローカル方式では、DHCP のインターネット接続は不要です。ただし、Cloudflare One Appliance のシリアルポートにアクセスするツールと、シリアル端末クライアントでデバイス内の環境へ入る操作に慣れている必要があります。
次は、シリアルポートを使って Cloudflare One Appliance をローカルで設定する手順です。
Cloudflare One Appliance のシリアルポートにアクセスするには、次の機器が必要です。
- Cloudflare One Appliance デバイス
- プラスドライバー
- micro-USB 対 USB-A ケーブル(Cloudflare One Appliance の梱包に 1 本入っているはずです)
- 空き USB ポートがあるコンピューター
- シリアル端末クライアント
- 任意: コンピューターが必要とする場合は、USB-A 対 USB-C 変換ドングル
- プラスドライバーで、Cloudflare One Appliance 背面のシリアルコンソールパネルを覆っているねじを緩め、パネルをどかします。
- 写真と追加の手順は Dell の技術ドキュメント ↗ にあります。
- USB ケーブルでコンピューターを Cloudflare One Appliance に接続します。
Cloudflare One Appliance のデフォルトパスワードは、シリアル番号(Dell デバイスでは Service Tag とも呼ばれます)をすべて大文字にし、末尾に ! を付けたものです(例: A1B2C3D!)。
Cloudflare One Appliance の環境に入るには、シリアル端末クライアントが必要です。オペレーティングシステムに合わせて、次の手順でインストールします。
Windows では PuTTY を推奨します。公式サイト ↗ から PuTTY をダウンロードしてインストールします。
- Windows のデバイスマネージャーで、USB to UART デバイスの COM ポートを確認します。
Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge (COMX)のような表示になります。 - 括弧内の値(COMX)を控えます。
- シリアルコンソール接続の作成方法は Dell のドキュメント ↗ を参照してください。
- PuTTY を起動します。
- Category で、Session(先頭の項目)が選択されていることを確認します。
- Connection type で Serial を選択します。
- Serial Line に、手順 2 で確認した COM ポートを入力します(例:
COM1)。 - Speed に
115200を入力します。 - ダイアログ下部の Open を選択します。端末ウィンドウが開きます。
- 新しいデバイスを接続したときは、画面を手動で更新する必要がある場合があります。
CTRL + Cを押します。
macOS では Screen のインストールを推奨します。brew install screen でインストールできます。brew がない場合は Brew の公式サイト ↗ の手順でインストールします。
- macOS の Terminal を開きます。
ls /dev/cu.*を実行し、接続中のシリアルデバイスを一覧表示します。/dev/cu.usbserial-0001のような出力が返ります。クリップボードにコピーするか、控えておきます。sudo screen -adRUS mconn <PATH_FROM_STEP_3> 115200を実行します。- 新しいデバイスを接続したときは、画面を手動で更新する必要がある場合があります。
CMD + Cを押します。
Linux では Screen のインストールを推奨します。使っているパッケージマネージャーでインストールできます。たとえば Debian / Ubuntu では sudo apt update && sudo apt install screen を実行します。
- Terminal を開きます。
ls /dev/serial/by-id/*を実行し、接続中のシリアルデバイスを一覧表示します。/dev/serial/by-id/usb-Silicon_Labs_CP2102_USB_to_UART_Bridge_Controller_0001-if00-port0のような出力が返ります。クリップボードにコピーするか、控えておきます。sudo screen -adRUS mconn <PATH_FROM_STEP_3> 115200を実行します。- 新しいデバイスを接続したときは、画面を手動で更新する必要がある場合があります。
CTRL + Cを押します。
Cloudflare One Appliance の reset device オプションは、ローカルにキャッシュされた設定のほとんどを消し、パスワードをデフォルトに戻して再起動します。
- Cloudflare One Appliance にログインします。デフォルトパスワードでログインしようとすると、パスワード変更を求められます。
- メニューで矢印キーを使い Bootstrap へ移動し、Enter キーで選択します。
- Appliance の初期化に使うジャック(物理ポート)を選びます。
- ネットワークの VLAN タグ(該当する場合)を入力します。タグなしなら空のままにします。
- ネットワークタイプとして
staticを選びます。
- Appliance に付けたい IP アドレスを CIDR 形式で入力します(例:
10.0.0.2/24)。 - インターネットゲートウェイの IP アドレスを入力します(直前に入力した IP アドレスと同じサブネットで、同じアドレスであってはなりません)。
- Save を選択し、新しい設定を使うことを確認します。
- Cloudflare One Appliance は、残りの設定を Cloudflare からダウンロードします。Cloudflare に到達すると、最後のハートビートが更新されます。
高可用性のサイトを設定する前に、拠点に Connector を 2 台デプロイする必要があります。サイトを高可用性にすると、Cloudflare One Appliance の WAN と LAN は同じ構成になり、2 つのノードに複製されます。一方のデバイスに障害が起きると、もう一方がアクティブノードになり、LAN ゲートウェイ IP の構成を引き継ぎ、トラフィックを中断せずに継続できます。
高可用性構成の Cloudflare One Appliance は 1 つのサイトを共有するため、次を設定します。
- Static address: サイトのプライマリノードの IP。
- Secondary static address: サイトのセカンダリノードの IP。
- Virtual static address: Cloudflare One Appliance の南側の LAN がトラフィックを転送する先の IP。つまり LAN のゲートウェイ IP です。
すべての IP が同じサブネットに属するようにしてください。
高可用性構成の想定動作の詳細は、高可用性構成 のリファレンスページを参照してください。
既存のサイトに高可用性を有効にすることはできません。Cloudflare ダッシュボードで既存サイトに高可用性を追加するには、サイトを削除して最初からやり直す必要があります。
高可用性構成を設定する手順は次のとおりです。
- 新しいプロファイルを作成する の手順を、手順 4 まで進めます。
- サイトに名前を付けたあと、Turn on high availability を選択します。
- Create and continue を選択します。
- Add Appliance を選択します。
- 一覧から 1 台目の Cloudflare One Appliance を選び、Add Appliance を選択します。
- 前の画面に戻り、Add secondary appliance を選択します。
- 一覧から 2 台目の Cloudflare One Appliance を選び、Add Appliance を選択します。
- Continue を選択して WAN を作成します。静的 IP を設定する場合は、プライマリノードの IP を静的アドレス、セカンダリノードの IP をセカンダリ静的アドレスにします。
- LAN を作成するには、LAN を作成する の手順を手順 4 まで進めます。
- Static address に、サイトのプライマリノードの IP を入力します。例:
192.168.10.1/24。 - Secondary static address に、サイトのセカンダリノードの IP を入力します。例:
192.168.10.2/24。 - Virtual static address に、Cloudflare One Appliance の南側の LAN がトラフィックを転送する先の IP を入力します。例:
192.168.10.3/24。 - Save を選択します。
- High availability probing link ドロップダウンで、ノードの健全性監視に使うポートを選びます。HA プロービングリンクには、信頼性の高いインターフェイスを選ぶことを Cloudflare は推奨します。プライマリとセカンダリのプロービングリンクはスイッチ経由で接続し、直接接続は使えません。
- Cloudflare One Appliance を設置する と Appliance をアクティベートする の手順に従い、Appliance のセットアップを終えます。
Cloudflare One Appliance は IPsec トンネル と 静的ルート を自動作成します。手動では設定できません。
Cloudflare One Appliance が作成した IPsec トンネルと静的ルートを確認する手順は次のとおりです。
- Cloudflare One ↗ にログインし、Connectors を開きます。
- Cloudflare WAN で、Cloudflare One Appliance が作成した IPsec トンネルを確認できます。
- Routes で、Cloudflare One Appliance が作成した静的ルートを確認できます。