Shadow IT SaaS analytics は、ユーザーが訪問している SaaS アプリケーションを可視化します。ダッシュボードは Gateway HTTP トラフィックのデータを集計し、組織全体のアプリケーション利用を追跡します。この情報をもとに、ユーザーとデータを保護する ID およびデバイス駆動の Cloudflare One ポリシーを作成できます。
Shadow IT SaaS analytics を開くには:
- Cloudflare ダッシュボード ↗ で Zero Trust > Insights を開きます。
- Dashboards を開きます。
- Shadow IT: SaaS analytics を選択します。
Insights の概要 を参照し、Analytics ダッシュボードを Analytics Overview および Digital Experience Monitoring(DEX) と組み合わせて、可視化とトラブルシューティングに使う方法を確認してください。
Cloudflare がトラフィック内の shadow IT を発見できるようにするには、HTTP フィルタリング を設定する必要があります。
Shadow IT SaaS analytics ダッシュボードを使う最初のステップは、Application Library でアプリケーションをレビューすることです。App Library は、アプリケーションのレビューステータスを Shadow IT Discovery SaaS analytics ダッシュボードの承認ステータスと同期します。
組織内のアプリケーションを承認ステータスで整理するには、Unreviewed(デフォルト)、In review、Approved、Unapproved のいずれかを付けます。
| ステータス | API 値 | 説明 |
|---|---|---|
| Approved | approved |
組織が承認済みとマークしたアプリケーションです。 |
| Unapproved | unapproved |
組織が未承認とマークしたアプリケーションです。 |
| In review | in review |
組織がレビュー中のアプリケーションです。 |
| Unreviewed | unreviewed |
組織が現時点で承認もレビューもしていない、未知のアプリケーションです。 |
アプリケーションのステータスを設定する手順です。
- Cloudflare ダッシュボード ↗ で Zero Trust > Team & Resources > Applications を開きます。
- 対象アプリケーションのカードを探します。
- 三点メニューから、設定したいステータスを選びます。
アプリケーションのステータスを付けると、バッジが変わります。ステータスで絞り込んで、組織のアプリケーション一覧をレビューできます。App Library と Shadow IT Discovery のレビューステータスは、1 時間以内に更新されます。
Shadow IT SaaS analytics ダッシュボードでアプリケーションの利用状況を確認します。次の項目で表示を絞り込めます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| Application | SaaS アプリケーションの名前とロゴです。 |
| Application type | Cloudflare One が割り当てた アプリケーションタイプ です。 |
| Application status | アプリケーションの承認ステータスです。 |
| Hostname | リクエストされた SaaS アプリケーションのホスト名です。 |
| Country | ユーザーの送信元 IP アドレスに紐づく国コードです。 |
承認ステータスをまとめて管理するには、Set Application Statuses を選び、ユーザーがよく訪問するアプリケーションを確認して承認ステータスを更新します。
アプリケーションにマークを付けたあと、レビューステータスに基づく HTTP ポリシー を作成できます。たとえば、次のようなポリシーを作成できます。
- Unreviewed と In review のアプリケーションをすべて 分離ブラウザー で起動する。
- Unapproved のアプリケーションへの アクセスをブロック する。
- 特定のアプリケーションステータスに対して、ファイルアップロード機能を制限する。
Shadow IT Discovery から直接 HTTP ステータスポリシーを作成するには:
- Cloudflare ダッシュボード ↗ で Zero Trust > Insights を開きます。
- Dashboards > Shadow IT: SaaS analytics を選択します。
- Set application statuses を選択します。
- Manage HTTP status policies を選び、アプリケーションステータスを選んで Create policy を選択します。
Shadow IT SaaS analytics ダッシュボードには、SaaS アプリケーションの利用を監視・管理するためのインサイトがあります。
- Number of applications by status: 各 承認ステータス に分類されたアプリケーション数の内訳です。アプリケーション一覧は App Library で確認できます。
- Data uploaded per application status: 指定したステータスのアプリケーションへアップロードされたデータ量を示す時系列グラフです。
- Data downloaded per application status: 指定したステータスのアプリケーションからダウンロードされたデータ量を示す時系列グラフです。
- User count per application status: 指定したステータスのアプリケーションに 1 つ以上アクセスした一意のユーザー数を示す時系列グラフです。異なるステータスのアプリケーションにアクセスしたユーザーは、複数のステータスカテゴリに現れます。たとえば、Approved のアプリケーションと Unapproved のアプリケーションの両方にアクセスしたユーザーは、両方のステータスカテゴリでカウントされます。
- Top-N metrics: 上位のアプリケーション、ユーザー、デバイス、国に関するインサイトを提供するメトリクスの集合です。
ユーザー数のチャートは、一意のユーザーを次の 2 通りで表示します。
- 時系列バー: 時間間隔ごと(例: 1 時間ごと、1 日ごと)の一意のユーザー数です。同じユーザーが複数の時間間隔でアクティブだった場合、それぞれの間隔に現れます。
- 凡例の合計: 選択した期間全体での一意のユーザー数です。重複は除きます。各ユーザーは、出現した時間間隔の数に関係なく、ステータスごとに 1 回だけカウントされます。
たとえば、ユーザー A が Approved のアプリケーションに 3 時間連続で毎時間アクセスした場合、各時間のバーには現れますが、凡例の合計では 1 回だけカウントされます。