配信前デプロイ(Inline デプロイとも呼びます)では、Email security はメールがユーザーの受信トレイに届く前に評価します。
MX レコードを変更する前に、DNS レコードの Time to Live(TTL) を設定します。TTL を設定しないと、DNS の伝播に時間がかかります。
Cloudflare では、MX レコードの変更予定日の 3〜5 日前に、TTL を 5 分(Auto とも呼びます)に下げることを推奨します。TTL を短くすると、DNS レコードを事前に伝播できるため、変更がすぐに反映されます。オンボーディングが完了したら、TTL を伸ばしても構いません。
TTL を設定したら、MX/Inline で Email security をデプロイできます。MX レコードは DNS レコード です。
DNS レコードが Cloudflare(または Google 以外のプロバイダー)でホストされている場合は、ダッシュボードまたは API で DNS レコードを編集 し、MX レコードを Cloudflare に向けます。
MX レコードを変更すると、Email security は受信メールと Microsoft 365 または Gmail の間に配置されます。
Email security は SMTP ↗ 処理チェーン上の 1 ホップになり、受信メールと直接やり取りします。ポリシーに応じて、受信トレイに届く前にさまざまなメッセージをブロックします。
Inline デプロイを選ぶと、次の利点があります。
- メッセージは処理され、ユーザーのメールボックスに届く前に物理的にブロックされます。
- 複雑な処理は下流で、Email security 側を変更せずに実行できるため、デプロイがシンプルです。
- Email security は配信するメッセージを変更し、件名や本文にマークアップを追加できます。
- Email security は高可用性と適応型メッセージプーリングを提供できます。
- 検疫しないメッセージには X-headers を付けて、下流で高度な処理を設定できます。