Workers Builds は、プロジェクトの設定やデプロイの問題解消のために、リポジトリへプルリクエストを自動作成できます。
Wrangler 設定ファイルがないリポジトリを接続すると、Workers Builds は wrangler deploy を実行し、プロジェクトの自動設定 を起動します。失敗させる代わりに、検出したフレームワーク向けの必要な設定を含むプルリクエストを作成します。
リポジトリに設定がないと、ビルドのたびに先に autoconfig が走ります。プロジェクトは 2 回ビルドされます。1 回目は設定生成のための autoconfig、2 回目は実際のデプロイです。PR をマージすると設定がリポジトリにコミットされるため、以降のビルドは autoconfig をスキップし、ビルドとデプロイに進みます。デプロイが速くなり、設定もバージョン管理されます。
設定用 PR には、フレームワークに応じて次のファイルの変更が含まれることがあります。
wrangler.jsonc- Worker の設定を含む Wrangler 設定ファイル- フレームワークアダプター - フレームワークに必要な Cloudflare アダプター(例: Astro 向けの
@astrojs/cloudflare) - フレームワーク設定 - フレームワーク設定ファイルの更新(例: Astro の
astro.config.mjs、SvelteKit のsvelte.config.js) package.json-deploy、preview、cf-typegenなどの新しいスクリプトと、必要な依存関係package-lock.json/yarn.lock/pnpm-lock.yaml- 新しい依存関係を反映したロックファイル.gitignore-.wranglerと.dev.vars*のエントリ.assetsignore- 出力ディレクトリに Worker ファイルを生成するフレームワーク向け
PR の説明には次が含まれます。
- 検出された設定 - フレームワーク、ビルドコマンド、デプロイコマンド、バージョンコマンド
- プレビューリンク - 検出された設定で生成した動作するプレビュー
- 次のステップ - バインディング、カスタムドメインなどの追加に関するドキュメントへのリンク
Workers Builds が、Cloudflare ダッシュボード上の Worker 名と Wrangler 設定ファイルの name フィールドの不一致を検出すると、競合を解消するプルリクエストを作成します。
次のような場合に発生します。
- ダッシュボードで Worker をリネームしたが、設定ファイルは更新していない
- 別の Worker で以前使っていたリポジトリを接続した
- 設定ファイルの
nameフィールドが、接続中の Worker と一致しない
PR は、Wrangler 設定の name フィールドをダッシュボード上の Worker 名に合わせて更新します。
詳細は 名前の競合の changelog を参照してください。
Workers Builds から PR を受け取ったら、次を行います。
- 変更を確認する - 設定がプロジェクトの要件と一致しているか確認します
- プレビューをテストする - PR の説明にあるプレビューリンクで動作を確認します
- 準備ができたらマージする - 問題なければ PR をマージし、以降のデプロイを速くします