オブジェクトストレージは、従来のファイルシステムのような階層構造ではなく、データをオブジェクトとして保存する現代的な方式です。多様なアプリケーションと環境にわたる大量データを扱ううえで、スケールしやすく柔軟です。
組織は、ベンダーロックインのリスクを下げ、耐障害性を高め、性能とコストを最適化するために、複数のクラウドプロバイダーへワークロードを分散することがよくあります。ただし、複数クラウドでデータを管理すると、クラウドプロバイダー間やオンプレミス環境とのデータ移動など、可搬性と相互運用の課題が出てきます。
egress 料金は、データをクラウドプロバイダーのネットワーク外へ転送するときに発生します。転送先は別のクラウドプロバイダー、オンプレミス基盤、外部サービスのいずれかです。料金は、転送データ量、転送先、利用したネットワーク帯域によって変わります。
R2 は、一般的なクラウドストレージにつきものの高額な egress 帯域料金を請求しません。マルチクラウド環境では特に有利です。AI モデルの学習、クエリエンジン、その他のデータサイエンスツールなど、計算負荷の高いワークロードを動かすときにも向いています。
- Worker と R2 の連携: Worker から R2 を操作するには、R2 の Workers API を使います。可搬性を高めたい場合は、Worker から R2 の S3 API を使います。R2 の egress 料金は発生しません。
- 外部サービスと R2 の連携: 外部サービスから R2 を操作するには、R2 の S3 API を使います。R2 の egress 料金は発生しません。