Data Localization Suite(DLS)には 3 つの機能があり、それぞれデータの取り扱い場所の異なる側面を制御します。
- Geo Key Manager: プライベート TLS キーの保存場所を制御します。
- Regional Services: HTTPS トラフィックの復号と処理を許可する Cloudflare データセンターを制御します。
- Customer Metadata Boundary (CMB): ログとアナリティクスデータの保存リージョンを制御します。
次の表は、各 Cloudflare 製品が各 DLS 機能と互換かどうかを示します。🚧 がある場合は、脚注番号で制限内容を確認してください。
✅ 完全互換 — 制限なし
🚧 条件付きで互換 — 脚注で詳細を確認してください
✘ 非互換 — この製品はこの DLS 機能と併用できません
⚫️ 該当なし — この製品はこの DLS 機能とやり取りしません
| 製品 | Geo Key Manager | Regional Services | Customer Metadata Boundary |
|---|---|---|---|
| Caching/CDN | ✅ | ✅ | ✅ |
| Cache Reserve | ⚫️ | 🚧 | ✅ 1 |
| DNS | ⚫️ | 🚧 2 | ✅ |
| HTTP/3 (with QUIC) | ⚫️ | ✘ | ⚫️ |
| Image Resizing | ✅ | ✅ 3 | 🚧 4 |
| Load Balancing | ✅ | ✅ | 🚧 4 |
| Network Error Logging (NEL) | ⚫️ | ⚫️ | ✘ |
| Onion Routing | ✘ | ✘ | ✘ |
| O2O | ✘ | ✘ | ✘ |
| Stream Delivery | ✅ | ✅ | ✅ |
| Tiered Caching | ✅ | 🚧 5 | 🚧 6 |
| Trace | ✘ | ✘ | ✘ |
| Waiting Room | ⚫️ | ✅ | ✅ |
| Web Analytics / Real User Monitoring (RUM) | ⚫️ | ⚫️ | ✘ 7 |
| Zaraz | ✅ | ✅ | ✅ |
| 製品 | Geo Key Manager | Regional Services | Customer Metadata Boundary |
|---|---|---|---|
| Advanced Certificate Manager | ⚫️ | ⚫️ | ⚫️ |
| Advanced DDoS Protection | ✅ | ✅ | 🚧 8 9 |
| API Shield | ✅ | ✅ | 🚧 10 |
| Bot Management | ✅ | ✅ | ✅ |
| Client-side security (formerly Page Shield) | ✅ | ✅ | ✅ |
| DNS Firewall | ⚫️ | ⚫️ | ✅ |
| Rate Limiting | ✅ | ✅ | ✅ 11 |
| SSL | ✅ | ✅ | ✅ |
| Cloudflare for SaaS | ✘ | ✅ | ✅ |
| Turnstile | ⚫️ | ✘ | ✅ 12 |
| WAF/L7 Firewall | ✅ | ✅ | 🚧 9 |
| DMARC Management | ⚫️ | ⚫️ | ✅ |
| 製品 | Geo Key Manager | Regional Services | Customer Metadata Boundary |
|---|---|---|---|
| Cloudflare Images | ⚫️ | ✅ 13 | 🚧 14 |
| AI Gateway | ✘ | ✘ | 🚧 15 |
| AI Search | ✘ 16 | ✘ 17 | 🚧 18 |
| AI Security for Apps | ✘ | ✘ | ✘ |
| Cloudflare Pages | ✅ 19 | ✅ 19 | 🚧 4 |
| Cloudflare D1 | ⚫️ | ⚫️ | 🚧 20 |
| Durable Objects | ⚫️ | ✅ 21 | 🚧 4 |
| Email Routing | ⚫️ | ⚫️ | ✅ |
| Remote MCP Server | ✅ 22 | ✅ 23 | 🚧 4 |
| R2 | ✅ 24 | ✅ 25 | ✅ 26 |
| Smart Placement | ⚫️ | ✘ | ✘ |
| Stream | ⚫️ | ✘ | 🚧 4 |
| Vectorize | ⚫️ | ✘ | ✘ |
| Workers (deployed on a Zone) | ✅ | ✅ | 🚧 27 |
| Workers AI | ⚫️ | ✘ | ✅ |
| Workers KV | ⚫️ | ✘ | ✅ 28 |
| Workers.dev | ✘ | ✘ | ✘ |
| Workers Analytics Engine (WAE) | ⚫️ | ⚫️ | 🚧 4 |
| 製品 | Geo Key Manager | Regional Services | Customer Metadata Boundary |
|---|---|---|---|
| Argo Smart Routing | ✅ | ✘ 29 | ✘ 30 |
| Static IP/BYOIP | ⚫️ | ✅ 31 | ⚫️ |
| Cloudflare Network Firewall | ⚫️ | ⚫️ | ✅ |
| Network Flow | ⚫️ | ⚫️ | 🚧 4 |
| Magic Transit | ⚫️ | ⚫️ | ✅ 8 |
| Cloudflare WAN | ⚫️ | ⚫️ | ✅ |
| Spectrum | ✅ | ✅ 32 | ✅ |
| 製品 | Geo Key Manager | Regional Services | Customer Metadata Boundary |
|---|---|---|---|
| Logpull | ⚫️ | ⚫️ | 🚧 33 |
| Logpush | ⚫️ | ✅ | 🚧 34 |
| Log Explorer | ⚫️ | ⚫️ | ✘ 35 |
| 製品 | Geo Key Manager | Regional Services | Customer Metadata Boundary |
|---|---|---|---|
| Access | 🚧 36 | 🚧 37 | ✅ 38 |
| Browser Isolation | ⚫️ | 🚧 39 | ✅ |
| CASB | ⚫️ | ⚫️ | ✘ |
| Cloudflare Tunnel | ⚫️ | 🚧 40 | ⚫️ |
| Digital Experience | ⚫️ | ⚫️ | 🚧 41 |
| DLP | ⚫️ 42 | ⚫️ 42 | 🚧 43 |
| Gateway | 🚧 44 | 🚧 45 | 🚧 46 |
| Cloudflare One Client | ⚫️ | ⚫️ | 🚧 4 |
-
オブジェクトストレージ自体のリージョン指定は、まだできません。 ↩
-
送信ゾーン転送(Cloudflare が DNS レコードを Cloudflare 以外のネームサーバーに送る方式)を使う場合、転送にはリージョン固有ではなくグローバルな Cloudflare IP アドレスが含まれます。そのため、エンドユーザーが Cloudflare 以外のネームサーバーから DNS 応答を受け取ると、Regional Services は正しく機能しません。 ↩
-
Workers、または同じゾーン内の Transform Rules で、リージョンを設定した Custom Domain を使う場合のみです。 ↩
-
Customer Metadata Boundary を使う場合、米国以外のリージョンではログ / アナリティクスを利用できません。 ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9
-
Regular および Custom Tiered Cache(キャッシュ階層を自分で定義する方式)は Regional Services で利用できます。Smart Tiered Caching(中間キャッシュのデータセンターを Cloudflare が自動選択する方式)は Regional Services では利用できません。 ↩
-
Regular/Generic および Custom Tiered Cache は Customer Metadata Boundary(CMB)で利用できます。Smart Tiered Caching(中間キャッシュのデータセンターを Cloudflare が自動選択する方式)は CMB では利用できません。
CMB を EU に設定すると、ゾーンダッシュボードの Caching > Tiered Cache > Smart Tiered Caching オプションは、ダッシュボードの Analytics にデータを表示しません。 ↩ -
Web Analytics は 必要最小限の情報 を収集します。代わりに、RUM から EU の訪問者を除外 することもできます。 ↩
-
Adaptive DDoS Protection(トラフィックパターンに基づいて DDoS ルールを自動調整する機能)は、Customer Metadata Boundary を米国に設定した場合のみ対応しています。その他の DDoS 防御機能は、どの CMB リージョンでも利用できます。 ↩ ↩2
-
Customer Metadata Boundary を
euに設定すると、DDoS および WAF イベントのメール通知と webhook 通知が確実に送信されないことがあります。この動作は断続的で、調査中です。タイムリーなアラートが重要な場合は、補完的な監視手段として Logpush を使ってください。 ↩ ↩2 -
CMB を EU に設定すると、次の API Shield サブ機能は動作しません。API Discovery(API エンドポイントの自動検出)、Volumetric Abuse Detection(異常に多い API 呼び出し量の検出)、Sequence Analytics and Mitigation(API 呼び出し順序の追跡による不正利用の検出)。その他の API Shield 機能は、どの CMB リージョンでも利用できます。 ↩
-
CMB を使う場合、レガシーの Zone Analytics & Logs セクションは米国以外のリージョンでは利用できません。代わりに Security Analytics を使ってください。 ↩
-
Turnstile Analytics は利用できます。ただし、Siteverify API の地域化保証はまだありません。 ↩
-
リージョンを設定した Custom Domain を使う場合のみです。 ↩
-
CMB = EU ではログ / アナリティクスは対応していません。Jurisdictional Restrictions(ストレージ)のオプションは、現時点では対応していません。その他の機能は、すべての CMB リージョンで利用できます。ベータ機能や今後の機能は対象外で、変更される場合があります。 ↩
-
Logs の Jurisdictional Restrictions(ストレージ)オプションは、現時点では対応していません。その他の機能は、すべての CMB リージョンで利用できます。 ↩
-
R2 Custom Domains と Custom Certificate のみ対応しています。 ↩
-
R2 Custom Domains のみ対応しています。 ↩
-
次は例外として対応しています。AI Gateway Analytics(GraphQL Analytics データセット)と Logs(Logpush)、R2 ダッシュボードの Metrics & Analytics、Workers AI の GraphQL Analytics データセット(aiInferenceAdaptive など)。 ↩
-
リージョンを設定した Custom Domain を使う場合のみです。 ↩ ↩2
-
Jurisdictional Restrictions(データの保存場所 / ストレージ)のオプションは、現時点では対応していません。その他の機能は、すべての CMB リージョンで利用できます。ベータ機能や今後の機能は対象外で、変更される場合があります。 ↩
-
Workers Routes & Domains と Custom Certificate を使う場合のみです。 ↩
-
Workers Routes & Domains を使う場合のみです。 ↩
-
Custom Domain と Custom Certificate または Keyless SSL を使う場合のみです。 ↩
-
リージョンを設定した Custom Domain を使い、かつ S3 API で jurisdiction を使う 場合のみです。 ↩
-
R2 ダッシュボードの Metrics and Analytics は表示されます。Jurisdictional Restrictions により、バケット内のオブジェクトが特定の管轄内に保存されることが保証されます。 ↩
-
Customer Metadata Boundary を使う場合、米国以外のリージョンではログ / アナリティクスを利用できません。代わりに Logpush を使ってください。 ↩
-
Workers KV ペアの Jurisdictional Restrictions(ストレージ)は、現時点では対応していません。 ↩
-
Argo は Regional Services と併用できません。 ↩
-
Argo は Customer Metadata Boundary と併用できません。 ↩
-
Static IP/BYOIP は Regionalized Spectrum Applications で使えます。IP レイヤーでは、Regionalized IP Bindings で BYOIP プレフィックスを地域化することもできます。 ↩
-
HTTP/S の Spectrum アプリケーションにのみ適用されます。Spectrum アプリケーションは、Regional Hostnames API とは別の地域化メカニズムを使います。regional hostname を設定しても、同じホスト名の Spectrum アプリケーションは地域化されません。Spectrum 固有の地域化については、Account Team に連絡してください。 ↩
-
Logpull は CMB = US の場合のみ利用できます。Logpull はレガシー機能です。代わりに Logpush または Log Explorer の利用を検討してください。 ↩
-
Customer Metadata Boundary では、Logpush は これらのデータセット で利用できます。別のデータセットが必要な場合は、アカウントチームに連絡してください。 ↩
-
現時点では、Log Explorer 用の Cloudflare 管理 R2 バケットの場所を、お客様が選べません。 ↩
-
Access アプリの SSL キーは Geo Key Manager を使えます。Access JWT は、まだ地域化されていません。 ↩
-
US FedRAMP Moderate Domestic リージョンにのみ地域化できます。 ↩
-
Customer Metadata Boundary でリージョン外へのデータ転送を制限できますが、Access User Logs は米国以外のリージョンでは利用できません。EU のお客様は、ログの保持に Logpush を使う必要があります。 ↩
-
現時点では、US FedRAMP リージョンでのみ利用できる場合があります。 ↩
-
cloudflaredの--regionパラメーター は、トンネルコネクターが Cloudflare へ接続する場所を制御します。この設定は Regional Services とは別です。トンネル経由で提供する公開ホスト名では、Regional Services は DNS レコード単位で設定し、トンネルコネクターのリージョンとは独立して動作します。受信 Web リクエストでは、公開アプリケーション(トンネル経由でユーザーに公開するサービス)がある場合にのみ Regional Services が適用されます。その場合、DNS レコードに関連付けたリージョンが適用されます。 ↩ -
米国以外のリージョンで CMB を使うと、ダッシュボードの Analytics は空になります。代わりに Logpush を使ってください。 ↩
-
DLP は Gateway HTTP の一部ですが、Customer Metadata Boundary を使う場合、DLP detection entries は米国以外のリージョンでは利用できません。 ↩
-
Gateway に 独自の証明書を持ち込めます ↗ が、特定リージョンへの制限はまだできません。 ↩
-
Gateway HTTP(Web トラフィックのフィルタリング)は Regional Services に対応しています。Gateway DNS(ドメイン名のフィルタリング)は、まだ地域化に対応していません。
ICMP プロキシ(ping などのネットワーク診断トラフィックの転送)と Mesh プロキシは、Regional Services 利用者には提供されません。File Sandboxing(疑わしいファイルを隔離環境で検疫・スキャンするアドオン)は DLS と互換ではありません。 ↩ -
米国以外のリージョンで CMB を使うと、ダッシュボードの Analytics と Logs は空になります。代わりに Logpush を使ってください。 ↩