cloudflared は軽量で、Raspberry Pi でもデータセンターのサーバーでも実行できます。トンネルのスループットは、主にハードウェアではなく、システムソフトウェアで設定したポート数によって制限されます。
拠点ごとに専用ホスト 2 台で、メモリ 4 GB 以上、CPU 4 コア以上の cloudflared レプリカ を実行します。ホストあたり 50,000 ポートを割り当てます。
Linux で cloudflared が使えるポート数を増やすには、次の手順を行います。
マシンに /etc/sysctl.d/ ディレクトリがある場合:
echo 'net.ipv4.ip_local_port_range = 11000 60999' | sudo tee -a /etc/sysctl.d/99-cloudflared.conf
sudo sysctl -p /etc/sysctl.d/99-cloudflared.confない場合:
echo 'net.ipv4.ip_local_port_range = 11000 60999' | sudo tee -a /etc/sysctl.conf
sudo sysctl -p /etc/sysctl.confWindows で cloudflared が使えるポート数を増やすには、TCP と UDP の 動的ポート範囲 ↗ を設定します。
netsh int ipv4 set dynamicport tcp start=11000 num=50000
netsh int ipv4 set dynamicport udp start=11000 num=50000
netsh int ipv6 set dynamicport tcp start=11000 num=50000
netsh int ipv6 set dynamicport udp start=11000 num=50000Linux と macOS では、ulimit の設定でログインユーザーが使えるシステムリソースが決まります。cloudflared サーバーでは、次の ulimit を設定することを推奨します。
| ulimit | 説明 | 値 |
|---|---|---|
-n |
オープンファイルまたはファイルディスクリプタの最大数 | ≥ 70,000 |
現在の ulimit を確認するには、ターミナルを開いて次を実行します。
ulimit -aオープンファイルの ulimit を設定するには:
ulimit -n 70000上記のコマンドは、現在のターミナルセッションに対してだけオープンファイルの上限を設定します。再起動や再ログイン後には残りません。この上限を永続的に適用するには、ご利用の OS に合った永続設定の方法で構成してください。
導入環境のトンネル容量を見積もるには、次の手順を使います。
- メトリクスエンドポイント で
cloudflared_tcp_total_sessionsとcloudflared_udp_total_sessionsを計測します。 cloudflared_tcp_total_sessionsを総時間で割り、平均の 1 秒あたりの TCP リクエスト数 を求めます。cloudflared_udp_total_sessionsを総時間で割り、平均の 1 秒あたりの DNS 以外の UDP リクエスト数 を求めます。- 1 秒あたりの TCP リクエスト数 と 1 秒あたりの DNS 以外の UDP リクエスト数 を、次の計算機に入力します。(トンネルを プライベートネットワークアクセス に使っていない場合、1 秒あたりのプライベート DNS リクエスト数 は
0のままで構いません。)
システム設定
メトリクス
結果
トンネル容量を増やすには、cloudflared レプリカを動かす同一構成のホストを追加します。