Cloudflare は、Cloudflare Logs のセキュリティ関連フィールドを更新します。この更新は、次のデータセットに影響します。
お客様の既存の SIEM 設定への影響を抑えるため、更新は次のタイムラインどおり 2 段階で行います。
追加するログフィールドは、Cloudflare がデータセットへ段階的に追加していきます。
名前を変更するログフィールドについて、Cloudflare は次を行います。
- フェーズ 2 で削除するフィールド(この文書では旧フィールドと呼びます)と同じデータを持つ 新しいフィールドを追加 します。新しいフィールドは段階的に利用できるようになります。詳細は以降のセクションを参照してください。
- 旧フィールドの非推奨を告知 します。Cloudflare は 2023年8月1日に、これらのフィールドをログデータセットから削除します。
削除するログフィールドは、非推奨として告知します。ログデータセットからの削除は 2023年8月1日です。
Cloudflare Logs の変更に加え、次の GraphQL データセット にも、新しいセキュリティ関連フィールドを追加します。
httpRequestsAdaptivehttpRequestsAdaptiveGroupsfirewallEventsAdaptivefirewallEventsAdaptiveGroupsfirewallEventsAdaptiveByTimeGroups
名前を変更するログフィールドについて、Cloudflare は旧フィールドを Cloudflare Logs のデータセットから削除します。2023年8月1日以降は、新しいフィールドだけが利用できます。
削除するログフィールドも、Cloudflare Logs のデータセットから削除します。2023年8月1日以降、これらのフィールドは利用できなくなります。
以降の改訂後のフィールド説明では、次の概念を使います。
-
終端アクション(Terminating action): 次のいずれかのアクションです。
blockjs_challengemanaged_challengechallenge(Interactive Challenge)
これらのアクションの詳細は、Rules language ドキュメントの Actions を参照してください。
-
セキュリティルール: 次のいずれかのルールタイプです。
HTTP Requests データセットでは、タイムライン で示した 2 段階の方針に従って、次のフィールド名を変更します。
| 新しいフィールド名 | 型 | 説明 | 旧フィールド名 (2023年8月1日に非推奨) |
|---|---|---|---|
SecurityRuleID |
String | 終端アクションを引き起こしたセキュリティルールのルール ID(該当する場合)。 | WAFRuleID |
SecurityRuleDescription |
String | 終端アクションを引き起こしたセキュリティルールの説明(該当する場合)。 | WAFRuleMessage |
SecurityAction |
String | 終端アクションを引き起こしたセキュリティルールのアクション(該当する場合)。 | WAFAction |
SecurityRuleIDs |
String Array | リクエストにマッチしたセキュリティルール ID の配列。 | FirewallMatchesRuleIDs |
SecurityActions |
String Array | Cloudflare のセキュリティ製品がリクエストに対して実行したアクションの配列。 | FirewallMatchesActions |
SecuritySources |
String Array | リクエストにマッチした Cloudflare セキュリティ製品の配列。 | FirewallMatchesSources |
次のフィールドは非推奨になり、2023年8月1日に HTTP Requests データセットから削除されます。
| 非推奨のフィールド名 | 備考 |
|---|---|
WAFProfile |
以前のバージョンの WAF マネージドルール(現在は非推奨)で使われていました。 |
EdgeRateLimitAction |
以前のバージョンのレート制限ルール(現在は非推奨)で使われていました。 |
EdgeRateLimitID |
以前のバージョンのレート制限ルール(現在は非推奨)で使われていました。 |
SecurityLevel |
N/A |
Firewall Events データセットには、次のフィールドを追加します。
| フィールド名 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
Description |
String | リクエストによってトリガーされたルールの説明。 |
Ref |
String | リクエストによってトリガーされたルールの、ユーザー定義の識別子。 |
Cloudflare は、httpRequestsAdaptive および httpRequestsAdaptiveGroups データセットに次のフィールドを追加します。
| フィールド名 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
securityAction |
String | 終端アクションを引き起こしたセキュリティルールのアクション(該当する場合)。 |
securitySource |
String | 終端アクションを引き起こしたセキュリティルールのソース(該当する場合)。 |
Cloudflare は、firewallEventsAdaptive、firewallEventsAdaptiveGroups、firewallEventsAdaptiveByTimeGroups データセットにも次のフィールドを追加します。
| フィールド名 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
description |
String | リクエストによってトリガーされたルールの説明。 |
これらの新しいフィールドは段階的に利用できるようになります。
利用可能なデータセットの詳細は GraphQL データセット を参照してください。
Cloudflare は、既存の Logpush ジョブを、名前変更後のフィールドへ自動では更新しません。次の手順に従ってジョブを更新してください。
Logpush ジョブの更新後、ログフィールドの変更を反映するため、SIEM 側の外部フィルターやレポートの更新が必要な場合があります。
-
Cloudflare ダッシュボードで Logpush ページを開きます。
Logpush を開く ↗ -
編集する Logpush ジョブの横にある Edit を選びます。
-
Select data fields で、ジョブのフィールドを更新します。新しいセキュリティログフィールドは General にあります。
-
Save changes を選びます。
Logpush ジョブのフィールド更新は、output_options を更新する の手順に従ってください。
すでに Terraform で Logpush ジョブを管理している場合は、既存の cloudflare_logpush_job ↗ Terraform リソースの logpull_options を更新します。例:
resource "cloudflare_logpush_job" "example_job" {
enabled = true
zone_id = "<ZONE_ID>"
name = "My-logpush-job"
- logpull_options = "fields=RayID,ClientIP,EdgeStartTimestamp,WAFAction,WAFProfile×tamps=rfc3339"
+ logpull_options = "fields=RayID,ClientIP,EdgeStartTimestamp,SecurityAction×tamps=rfc3339"
destination_conf = "r2://cloudflare-logs/http_requests/date={DATE}?account-id=${var.account_id}&access-key-id=${cloudflare_api_token.logpush_r2_token.id}&secret-access-key=${sha256(cloudflare_api_token.logpush_r2_token.value)}"
dataset = "http_requests"
}