プレフィックス委譲を使うと、プレフィックスの所有者(アカウント A)は、別の Cloudflare アカウント(アカウント B)に、BYOIP プレフィックスの全部または一部の利用を許可できます。元のプレフィックスの管理はアカウント A のままです。アカウント B は、委譲された IP を CDN サービス(Cloudflare for SaaS を含む)または Spectrum で使えます。IP を紐づけられるサービスについては、サービスバインディング を参照してください。
CDN の委譲では、Address Maps または Cloudflare for SaaS の顧客向けに、その IP を使えます。
Address Maps では、アカウント単位またはゾーン単位で IP を割り当てられます。
Cloudflare for SaaS の例では、アカウント A は BYOIP + CDN と Cloudflare for SaaS を使っています。アカウント A は、プレフィックス内のいずれの IP でもカスタムホスト名の検証とトラフィック配信ができます。アカウント A がプレフィックスの一部または全部をアカウント B に委譲すると、アカウント B もそれらの IP でカスタムホスト名の検証とトラフィック配信ができます。Cloudflare for SaaS を使いながら、アカウントごとに設定を分けている場合に便利です。委譲を通じて、すべてのアカウントがその IP を使えます。
アカウント A がプレフィックス委譲で、プレフィックスの一部または全部の利用をアカウント B に委譲すると、アカウント B は委譲された IP で Spectrum API も使えます。
例: アカウント A はプレフィックス 1.2.3.0/24 の主所有者です。アカウント A は 1.2.3.0/32 の利用をアカウント B に委譲します。アカウント B は Spectrum API を使い、1.2.3.0/32 で Spectrum アプリを作成できます。
委譲の API 呼び出しは Prefix Delegations にあります。
- Cloudflare ダッシュボード ↗ にログインし、アカウントを選択します。
- IP Addresses > BYOIP Prefixes を開きます。
- プレフィックスを変更するには Edit を選択します。Edit IP Prefixes が表示されます。
- ページ下部の Add Delegation を選択します。委譲を作成すると、自分が所属する他のアカウントが自動で読み込まれます。
- Save を選択します。
- 必要に応じて、Service Bindings API で IP をサービスにバインドします。